腫瘍特異的microRNAを用いた膵癌および膵管内乳頭粘液性腺癌の診断バイオマーカー開発

研究課題

研究課題/領域番号	24K18562
研究種目	若手研究
配分区分	基金
審査区分	小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関	久留米大学
研究代表者	阪上尊彦久留米大学, 医学部, 助教 (90597402)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円) 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円) 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円) 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード	膵癌 / 膵管内乳頭粘液性腺癌 / 診断バイオマーカー / microRNA / エクソソーム
研究開始時の研究の概要	膵癌や膵管内乳頭粘液性腺癌(IPMC)には、より早期の、より正確な診断が求められるが、現状では有用なバイオマーカーがない。申請者はこれまでに、膵癌特異的なエクソソーム中microRNA(Ex-miR)を同定し、それらは膵液診断・血清診断ともに有用である可能性を示した。また、IPMC特異的なEx-miRを同定した。本研究の目的は、これらEx-miRsが、膵癌およびIPMC診断においてこれらの疾患を篩い分けるバイオマーカーとして有用であるかを明らかにすることである。本研究により膵癌およびIPMC患者の早期発見と正確な診断に大きく貢献し、適切な治療および経過観察に大きく寄与することが出来る。