研究課題
若手研究
胃癌の術後補助化学療法はガイドラインで推奨されているが、3年無再発生存率の上積みは10~20%程度に過ぎない。しかしながら実臨床において、術後再発や術後補助化学療法の治療効果を予測する有効なバイオマーカーは存在せず、pStage II・III胃癌全ての患者に対して1年間の術後補助化学療法を施行している。手術検体や術前血液検体を用いて、pStage II・III胃癌の術後再発と術後補助化学療法の効果を予測するバイオマーカーを開発し、胃癌患者に最適かつ、過不足ない治療を提供することを目的とする。