研究課題
若手研究
切除不能進行肝細胞癌に対する薬物療法として免疫チェックポイント阻害薬(Immune checkpoint inhibitor; ICI)の使用が本邦でも可能となった。しかしながら、肝細胞癌においては治療効果の事前予測はできずICI禁忌がなければ盲目的に投与を行っている。日常診療で用いる造影MRI(EOB-MRI)をイメージングバイオマーカーとし非侵襲的にICI治療効果予測が可能であれば、肝細胞癌の治療法選択にとって極めて有用である。本研究の目的はEOB-MRI画像と病理学的背景の予測モデルと深層学習を利用し、適切なICI選択基準を確立することである。