研究課題
若手研究
空間トランスクリプトーム解析により、小径腎細胞癌と診断され転移を認めた同一患者の原発巣と複数の転移巣の遺伝子発現を網羅的に比較し、転移予測マーカーの候補を探索する。多数症例の免疫染色により、転移再発の有無と相関する分子を同定し、(1) 小径腎細胞癌の再発高リスク群の鑑別法を確立する。腎細胞癌細胞株におけるノックダウンにより、同定した分子が遊走・浸潤・増殖能に関わるかを調べて (2) 転移の分子メカニズムを解明し、遠隔転移抑制法の開発につなげる。