超高磁場MRIを用いたヒトにおける皮質層特異的な匂いの脳内情報表現の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18603
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分51010:基盤脳科学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人情報通信研究機構
• 研究代表者: 奥村 俊樹 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター, 研究員 (60964674)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 匂い / 皮質 / 超高磁場fMRI

研究開始時の研究の概要

ヒトは匂いを感じる際に文脈の影響を受ける。嗅覚野は、末梢からの神経投射だけでなく、高次の脳領域からも投射を受け、表層側に末梢からの、深層側に高次領域からの投射が多い。しかしヒトにおいて嗅覚野の皮質層ごとの脳機能は明らかになっていない。本研究では、匂い物質などのbottom-upな情報と、文脈・言葉ラベルといったtop-downな情報が、嗅覚野の皮質層ごとに異なるのかを検証する。