研究課題/領域番号 |
24K18604
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分51020:認知脳科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
澤頭 亮 北海道大学, 医学研究院, 特任助教 (40962866)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ワーキングメモリ / 中央実行系 / 霊長類 / 局所場電位 / 消去 |
研究開始時の研究の概要 |
作業記憶は、短期記憶の貯蔵庫であるスレーブシステムとそれらの操作などに関わる中央実行系からなる(Baddeley & Hitch, 1974)。このうち、中央実行系の脳内メカニズムを調べた研究は実に少ない。申請者らはこれを明らかにすべく行なった実験で、世界で初めて非ヒト霊長類(マカクザル)にN-back課題を適用し、前頭連合野から記憶の消去に関連した神経活動(消去ニューロン)を発見した。本研究では、集合電位の記録実験や、頭頂連合野への不活化実験を通して、N-back課題中の前頭連合野における消去信号の生成メカニズムを大脳ネットワークレベルで明らかにし、WM障害の病態解明に迫る。
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