研究課題
若手研究
先行研究においてglymphatic systemの機能維持に関わるaquaporin-4(AQP4)の発現低下がαシヌクレインの脳内からのクリアランスを抑制し、パーキンソン病モデルマウスのαシヌクレインの蓄積を増加させることが示されている。反対に、本研究ではAQP4の機能を促進することで、αシヌクレインの脳内からのクリアランスを促進し、パーキンソン病モデルマウスの脳内のαシヌクレインの蓄積とそれに伴う神経変性、運動機能障害を抑制することが出来るか否かを検討する。これによりAQP4の機能促進がパーキンソン病の治療戦略となり得るかを明らかにする。