母体免疫活性に由来する精神疾患に対して抑制型免疫レセプターはどのように機能するか

• 研究課題/領域番号: 24K18625
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分51030:病態神経科学関連
• 研究機関: 東北医科薬科大学
• 研究代表者: 毛塚 大 東北医科薬科大学, 東北医科薬科大学病院, 医師 (00965600)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 免疫調整型レセプター / ミクログリア / Pir-B / 母体免疫活性 / 自閉症スペクトラム

研究開始時の研究の概要

妊娠中のウイルス感染やストレスは胎児脳のシナプス形成異常を引き起こす。これは精神疾患発症のリスク因子と考えられている。申請者はこれまで抑制型免疫レセプターの機能を、炎症や分化抑制の観点から研究してきた。本研究では妊娠中の感染やストレスを模した「母体免疫活性」マウスモデルを用いて抑制型免疫レセプターの精神疾患発症における影響を解明することで、新しい治療ターゲットの創出が期待される。