研究課題
若手研究
近年、髄液のコレステロール引き抜き能(CEC: Cholesterol Efflux Capacity)検査の有用性について、アルツハイマー病や軽度認知障害患者で低下していることが複数の論文で報告されている。当研究室では簡便に血清のCECを評価できる固相化リポソーム結合磁気ビーズ法(ILM: Immobilized Liposome-bound Magnetic beads)を開発したが、髄液CEC測定での有用性はこれまで検討できていない。本研究では、髄液CEC測定の臨床的意義のさらなる解明と髄液CEC評価におけるILM法の応用について検討を行っていく。