研究課題
若手研究
封入体筋炎(sporadic inclusion body myositis:sIBM)は高齢者で頻度の高い炎症性ミオパチーであり、緩徐進行性の運動障害、嚥下障害により重篤なADL障害をもたらし健康寿命を短縮させる疾患であるが、分子病態が明らかになっておらず治療法も確立されていない。本研究では患者生検筋のRNAseq、メタボローム解析、エクソーム解析による多層オミックスによりsIBMのサブグループを同定し、病態進行を抑制する治療法を開発することを目的とする。