研究課題
若手研究
側頭葉てんかんは、慢性的に難治で経過すると、記憶障害や言語障害などの高次脳機能障害を合併することがあるが、その機序は未だ不明である。本研究は、側頭葉てんかんにおける高次脳機能障害と、睡眠中の脳波の病的変容の関係を明らかにするために、側頭葉てんかん患者の睡眠中の脳波で、脳波の振幅や異なる周波数の脳波信号間の関係性を解析し、神経心理検査の結果との相関について検討する。