研究課題
若手研究
カタトニアは昏迷、蝋屈症、姿勢保持、常同症といった運動症状および自律神経症状を示す精神疾患であり、治療しないと致死的になることもあるが、その詳細な生物学的な病態メカニズムは不明な点が多い。本研究では、カタトニアの病態についてエキソソーム中miRNAを切り口に、カタトニア患者のカタトニア時および寛解時の血液由来エキソソームを網羅的に比較し、その結果に根差したモデルマウスを作出するというトランスレーショナルな手法で病態解明を目指す。本研究からカタトニア病態解明と、さらには新規治療法の提案を目指す。