研究課題
若手研究
鉄依存性細胞死 (フェロトーシス) は、様々な神経変性疾患における神経細胞死への関与が明らかにされている。 有棘赤血球舞踏病 (chorea-acanthocytosis: ChAc) は、VPS13A遺伝子変異による遺伝子産物choreinの機能喪失が病因であり、予備的研究においてChAcの神経変性機構に関してフェロトーシスとの強い関連が示唆された。今回、フェ ロトーシスを抑制することによる治療法の開発を、培養細胞を用いた in vitro レベルか らモデルマウスを用いたin vivoレベルへと発展させ、ヒトへの臨床応用への展開を図る。