ASL法を用いた門脈灌流画像の臨床応用及びsuper-selective MRAの有用性評価

• 研究課題/領域番号: 24K18753
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 貝梅 正文 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10992993)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: MRI / Arterial spin labeling

研究開始時の研究の概要

MRIでは、arterial spin labeling法により、血液を内因性トレーサとした非侵襲的な組織灌流の評価や血流評価が可能である。近年の技術的進歩により、体幹部領域でも灌流画像の評価が可能となりつつあるが、臨床応用におけるエビデンスはまだ十分確立されていない。本研究では、門脈血流の灌流画像を撮像・評価することにより、肝内の門脈血流分布を評価する。また、得られた画像を、門脈塞栓術前に門脈本幹にカテーテルを留置して撮影している門脈灌流画像と比較することにより、実際の門脈血流分布との相関を検討する肝切除後の残肝予備能や門脈塞栓術後の残肝肥大率における、より精度の高い予測が可能か検討を行う。