研究課題
若手研究
子宮頸癌に対する放射線の標準治療は外部放射線治療(外部照射)と小線源治療(腔内照射)との併用である。高い根治性が期待される一方で、放射線抵抗性の症例や難治性の有害事象も経験する。これは患者/腫瘍因子と治療因子(放射線線量や範囲など)により規定されていると考えられている。MRI画像を治療期間中頻回に取得することで、【1】治療因子のさらなる解明:空間的(3次元的)な線量分布の評価および超早期の治療効果を判定すること、【2】患者/腫瘍因子の解明:腫瘍内の放射線治療効果の不均一性の評価や正常組織の晩期障害評価を行う。