TlBr検出器搭載SPECT装置開発に伴うモンテカルロシミュレーション技術の確立

• 研究課題/領域番号: 24K18776
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分52040:放射線科学関連
• 研究機関: 帝京大学
• 研究代表者: 伊東 利宗 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (00896524)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: TlBr半導体検出器 / SPECT装置 / モンテカルロシミュレーション

研究開始時の研究の概要

SPECT装置の検出器として現在臨床利用されているCZT素子と比較し，優れた検出効率と高感度を有する臭化タリウムTlBr素子を搭載した大視野汎用型SPECT装置の開発を行うため，TlBr素子検出器の適正なシミュレーション条件から，最適な検出器サイズ・配列を検証し，臨床機としての最適な構造を提案する．さらに，最適な条件と構造を確立させた後，実際の臨床検査を想定した各核種のイメージングをシミュレートし，CZT臨床機の実収集との比較より有用性を評価する．