研究課題
若手研究
本研究ではピロリン酸(PYP)シンチグラフィの最新画像解析技術を活用し、心アミロイドーシスの予後予測と治療効果判定の精度を向上させる。心アミロイドーシスは増加し続ける予後不良疾患である。新しい治療薬が実用化されたが非常に高価であり、予後予測と治療効果判定の精度向上が喫緊の課題である。この課題に対し、近年の技術革新によって測定可能になったPYPシンチグラフィの定量指標【集積体積】を応用する。【CT画像も用いた高精度の集積体積】と【CT画像なしで評価する集積体積】の測定方法を確立する。さらに集積体積を含む多数の予後因子を人工知能で包括的に評価し、予後予測と治療効果判定の精度を向上させる。