研究課題
若手研究
本研究においては、低出生体重児の生後、修正満期産における脳MRI所見およびその後の 予後について後方視的に検討し、低出生体重児のMRIにより小脳損傷の有無を検索すると同 時に予後のデータも取得し、予後との関連を調査する。申請者は、研究施設から収集した新生児の脳MRI所見を統合し、小脳損傷のパターンや頻度を抽出する。さらに、長期のフォロ ーアップデータと組み合わせて、幼少期から学童期にかけての神経発達予後との相関関係を明らかにする。このようなアプローチにより、低出生体重児の小脳損傷の頻度と神経発達への影響に関する新たな知見を獲得し、将来の予後予測モデルの基盤を築くことを目指す。