研究課題
若手研究
ヒトの免疫は年齢と共に変化し、年齢が異なれば同じ炎症疾患でも、その臨床像は異なる。新生児期の免疫は、胎児母体免疫寛容を成す特異的な胎児免疫から外来抗原に適応する成人型免疫への段階的な移行期にあたり、同じ新生児でも早産児と満期産児とでは免疫機構に占める胎児免疫の影響は異なると考えられるが、そのメカニズムは明らかでない。そこで本研究は、新規のモデル動物を開発することで胎児免疫の新生児炎症疾患への影響を明らかにし、新規治療戦略の構築を目指す。