研究課題
若手研究
本研究では、低ホスファターゼ症の包括的な病態理解と新規治療法の開発に向けて、未だ十分に理解できていない細胞内のアルカリホスファターゼが骨形成に寄与する分子メカニズムの解明を目的とする。また骨形成以外にも、発達障害やてんかんなど神経系の症状を呈するメカニズムの解明にも努める。本研究で得られる成果は、現在の低フォスファターゼ症に対する酵素補充療法に換わる新規治療法を見出すための重要な基盤情報を築くものと期待される。