幹細胞技術を用いたin vitro肝類洞モデルの構築と肝線維化・炎症病態の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18954
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 奈良県立医科大学
• 研究代表者: 三谷 成二 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70850212)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 幹細胞 / 肝類洞内皮細胞 / 肝臓 / 線維化 / iPS細胞

研究開始時の研究の概要

肝線維症の治療法確立に向けては、その発症・進展メカニズムの解明が重要と考えられる。肝臓の微小血管（類洞）を形成する肝類洞内皮細胞が障害を受け性質変化することは肝臓の線維化に関与するが、その全様は明らかとなっていない。そこで本研究では、病態下での肝類洞内皮細胞と他細胞（肝星細胞等）との相互作用を評価可能なin vitroモデルの構築、および肝類洞内皮細胞を起点とした肝線維化・炎症病態の発症・進展メカニズムの解明を試みる。