2型糖尿病リスク遺伝子C2CD4Aの核内機能解明

• 研究課題/領域番号: 24K18967
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 井上 愛里 東京工業大学, 生命理工学院, JSPS特別研究員 (70993880)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 2型糖尿病 / GWAS / 転写制御

研究開始時の研究の概要

健常者と患者間のゲノム配列における一塩基多型を比較するゲノムワイド関連解析が盛んに実施され、多くの2型糖尿病リスク遺伝子が同定された。その中でもC2CD4を膵β細胞特異的に欠失させたマウスは糖尿病化するが、その詳しいメカニズムは分かっていない。そこで、タンパク質近位依存性ビオチン化酵素TurboIDを用いてC2CD4Aが相互作用するタンパク質の候補を解析した。得られた結合候補をもとに、膵β細胞機能制御機構を解明し、2型糖尿病の治療薬開発標的とすることを目的とする。