研究課題
若手研究
病態生理学的意義のはっきりしていない心筋内脂肪滴の心筋エネルギー代謝への作用を明らかにし、新たな心筋エネルギー供給経路源となっているかを解明する。そして心臓自身が分泌しているナトリウム利尿ペプチドが心筋内脂肪滴の形成・代謝への制御経路を明らかにすることにより、新規心不全治療薬としてのネプリライシン阻害薬やA型ナトリウム利尿ペプチドによる、虚血再灌流障害からの改善作用、引いては心不全の新しい治療戦略概念を提示出来ると考えられる。