ヒトiPS細胞由来心臓組織を用いた強心薬による心筋障害機序の解明

• 研究課題/領域番号: 24K19055
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53020:循環器内科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 藤原 侑哉 京都大学, iPS細胞研究所, 特定研究員 (70842912)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: iPS細胞 / 心筋細胞 / 心筋組織 / 強心薬 / 人工組織

研究開始時の研究の概要

重症心不全治療に用いられる強心薬の長期投与は心筋障害を引き起こすことが問題である。しかし、その詳細な心筋障害機序は不明である。そのため、その作用機序を明らかし、予防法を確立することは喫緊の課題である。ヒトiPS細胞由来人工心臓組織 (ECT) は心疾患の作用機序の解明に用いられる有用なプラットフォームである。申請者はこれまでの問題点を解決したECTプラットフォームを開発することに成功している。そのため、本研究課題では、独自のECTプラットフォームを用いて、強心薬による心筋障害モデルを確立することで、心筋障害の過程および分子メカニズムを明らかにする。