cGMP活性化による熱産生作用とインスリン抵抗性改善効果

• 研究課題/領域番号: 24K19067
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53020:循環器内科学関連
• 研究機関: 東京慈恵会医科大学
• 研究代表者: 木村 悠 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (80895003)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: cGMP / インスリン抵抗性 / 熱産生 / 心臓エネルギー代謝

研究開始時の研究の概要

ナトリウム利尿ペプチド（NP）と同じくcGMP活性化作用を持つVericiguatが脂肪組織や肝臓組織へ作用し、熱産生・インスリン抵抗性改善効果を示すか否かはわかっていない。本研究は基礎・臨床研究の両面からアプローチし、cGMP活性化を介した心臓-脂肪-肝臓連関という新たな病態概念の確立を目的とする。この研究成果は、新規心不全治療薬であるVericiguatを用いた心不全治療の概念を変え、さらには肥満治療という観点や治療へのResponderを見出す新たな治療戦略につながる。