研究課題
若手研究
心臓移植後の管理において拒絶反応の管理は重要であり、侵襲的検査によるモニタリングが標準である。今回、低侵襲画像検査を用いて心臓移植後の拒絶をモニタリングするプロトコルを新規に確立することを目的とする。当院で管理している心臓移植患者を対象に、定期的な心血管カテーテル検査(冠動脈造影検査・心筋病理検査)に加え、心臓MRI・アンモニアPET検査などの非侵襲的検査を実施し、それぞれの検査結果を比較する。低侵襲画像検査による評価を加えることで移植後の心臓にどのような変化が起きているのか、拒絶反応のメカニズムを解明することも目的とする。