高血圧による腎障害におけるポドサイトのCTGFの役割の解明

• 研究課題/領域番号: 24K19129
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53040:腎臓内科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 杉岡 清香 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (60986545)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: CTGF / ポドサイト / アンギオテンシンⅡ

研究開始時の研究の概要

線維化と炎症に関与するcellular communication network factor 2 (CCN2; connective tissue growth factor (CTGF))は糸球体ではベーサル状態から主にポドサイトに発現しており、糖尿病性腎症においてはその過剰発現によりアルブミン尿が増悪することが示されている。本研究では、ポドサイト特異的CTGFノックアウトマウスを作製し、高血圧を惹起するために片腎摘とアンジオテンシンⅡ負荷を行い、腎組織などからポドサイト障害、内皮細胞障害の検討を行い、高血圧による腎障害におけるポドサイトにおけるCTGFの役割を明らかにする。