研究課題
若手研究
腎臓の中で近位尿細管は能動輸送によって原尿から様々な物質の再吸収を行っており、エネルギー需要が大きいことから障害に対して脆弱である。そのため、腎臓病の進行を遅らせるためには近位尿細管の保護が必要不可欠である。近位尿細管には様々なオルガネラストレスが生じており、それらがお互いに影響を及ぼし合って病態を形成していると考えられる。本研究では、オルガネラ間の相互作用に着目して解析を行うことで、腎臓病の本質的な治療標的を同定することを目指す。