皮膚血管肉腫における三次リンパ様構造とがん・精巣抗原を含む腫瘍微小環境の解明

• 研究課題/領域番号: 24K19180
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53050:皮膚科学関連
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 真柄 徹也 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (70915991)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 皮膚血管肉腫 / 三次リンパ様構造 / 腫瘍微小環境

研究開始時の研究の概要

皮膚血管肉腫における三次リンパ様構造は良好な予後と相関していることを見出したが、腫瘍側の免疫関連因子や、三次リンパ様構造など宿主側の免疫状態を制御するメカニズムについては未だ明らかになっていない。皮膚血管肉腫のホルマリン固定パラフィン包埋検体を用いて、次世代シーケンサーによる網羅的な免疫応答関連因子に関する遺伝子発現解析、多重蛍光免疫染色と時空間的シングルセル解析、細胞間相互作用解析を行う。皮膚血管肉腫における腫瘍微小環境を明らかにすることで、抗腫瘍免疫のメカニズムの解明と、予後および治療効果予測に有用な免疫学的バイオマーカーや新規治療のターゲットの発見を目指す。