研究課題
若手研究
申請者らは、これまで患者血清由来のエクソソーム・細胞外小胞 (EV)に疾患鍵分子を含むBM分子が多く含まれることに着目し、次世代プロテオミクスDIA法を駆使して新規BMを同定してきた。今回、我々が創出してきた戦略に加え、末梢血免疫細胞・腎組織のシングルセル解析を加えた多層的オミクス解析にてANCA関連血管炎・EGPAの診断・疾患活動性BMおよび疾患鍵分子の探索、それを手掛かりにした病態解明に挑む。さらに、これらオミクスデータおよび臨床データを用い、新規人工知能(AI)を用いた統合解析を行うことで、ヘテロな集団であるAAVの患者層別化、創薬標的の絞り込みを行う。