研究課題
若手研究
SLEの病態には1型IFNの持続的な過剰産生が関連する。研究代表者は先行研究で、SLE患者では1型IFNのnegative regulatorであるTRIM27の発現が低下し、TRIM27の翻訳抑制に関わるmiRNA-27aの発現亢進、IRF3やIRF7のリン酸化に関わるTBK1 の発現亢進があることを報告している。本研究ではRNA干渉を用いた解析により、TRIM27を中心とした1型IFNの調整がSLEの病態改善に資するかを解析する。