ヒトCX3CR1陽性老化T細胞の自己免疫疾患病態への関与と分子メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K19250
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 秋山 光浩 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30645750)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: CX3CR1 / T細胞 / 免疫老化 / 自己免疫疾患 / 細胞障害分子

研究開始時の研究の概要

T細胞の免疫老化は、自己免疫疾患の発症における重要な要因として近年着目されている。研究代表者らはヒトCX3CR1陽性T細胞が加齢に伴い増加し、グランザイムBとパーフォリンを特異的に産生して組織障害に寄与することを世界で初めて明らかにした。本研究では、CX3CR1陽性T細胞が自己免疫疾患（関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、血管炎、強皮症）の病態形成に寄与しているかを解明し、これらの細胞を新たな治療標的とするための分子学的特徴を明らかにすることを目的とする。