ウェアラブル端末を用いたシェーグレン症候群の疲労・倦怠感の評価法と介入法の創出

• 研究課題/領域番号: 24K19260
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
• 研究機関: 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター)
• 研究代表者: 小西 美沙子 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), その他部局等, 医師 (30933014)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: シェーグレン症候群 / 疲労 / 倦怠感 / ウェアラブル端末

研究開始時の研究の概要

シェーグレン症候群(SS)は関節リウマチの次に患者数が多い膠原病である。SSの 3大症状 は、乾燥、疲労・倦怠感、痛みであり、SSの患者の96%に肉体的疲労・倦怠感、48%に精神的疲労・倦怠感があることがわかっている。しかし、疲労・倦怠感の他覚的な評価方法や治療法は未だに確立されていない。近年、ウェアラブル端末のデータがFACIT-Fと関連すると報告された。そこで本研究はウェアラブル端末を用いたSSの疲労・倦怠感の他覚的評価法と有効な介入法の開発を目的とした。これらの目的を本研究で達成し、いままで適切に評価されず、介入されなかったSSの疲労・倦怠感の適切な診療が可能となり、SS患者の生活に還元できると考える。