腸内細菌叢由来の代謝物解析によるRSウイルス感染症の機序の解明と新規治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19274
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 愛知医科大学
• 研究代表者: 浅井 信博 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (80645177)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 呼吸器マイクロバイオーム / RSウイルス / メタボロミクス

研究開始時の研究の概要

我々は、RSウイルス感染モデルマウスを用いて、酪酸産生菌を経口投与した際に有意に変化した 特定の腸内細菌、および肺・血液・腸管組織で産生量が変化したアミノ酸、脂肪酸に注目する。それら の効果を、特に症状、サイトカインや免疫細胞の増減に注目し、その効果を判定する。さらに、特定された個々の物質、免疫細胞の効果を、ヒトの肺胞基底上皮細胞や腸管上皮細胞（特定の遺伝子の改 変細胞を含む）を用いたin vitro試験で確認し、作用機序の解明を試みる。