癌免疫微小環境と至適炎症に基づく消化器癌の新しい個別治療戦略の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19354
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 浜松医科大学
• 研究代表者: 村上 智洋 浜松医科大学, 医学部附属病院, 診療助教 (60897510)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: 消化器癌 / 癌免疫微小環境 / 化学療法抵抗性 / 癌転移機構 / 癌と炎症

研究開始時の研究の概要

本研究は、消化器癌の治療抵抗性の克服を目的とし、より効果的な治療法の開発を目指しています。癌細胞とそれを取り巻く免疫細胞の相互作用に焦点を当て、癌の成長や治療への応答に影響を与える因子を明らかにします。日常臨床で行われている免疫組織学的染色を中心に、最先端のシーケンシング技術を含む網羅的な遺伝子解析を行い、癌組織の病勢増悪に関わる詳細なプロファイルの作成を目指します。これにより、新しい治療標的を同定し、消化器癌に対する新規の個別化治療戦略の開発につなげることを目指します。