研究課題
若手研究
本研究は、肥満を伴う大腸癌の病態解明と脂肪酸制御による新規治療法の開発を目的とする。食餌誘導肥満マウスモデルにおいて、CD4+ T細胞の数と機能低下が大腸癌進展に寄与し、内臓脂肪切除による脂肪酸制御がCD4+ T細胞の数を回復させ、腫瘍進展を抑制することを明らかにした。これらのモデルを用いて、肥満併存大腸癌におけるCD4+ T細胞の数および機能低下の機序を解明し、脂肪酸をターゲットとした新規免疫治療の開発を目指す。