研究課題
若手研究
肝内胆管癌において、外科切除は長期予後を与えうる治療の一つであるものの、予後不良な病態に関しては集学的治療が必要である。本研究では、肝内胆管癌における糖代謝と腫瘍免疫抑制機構の相互作用に関して分子機構を解明するとともに、新たな癌免疫治療開発を目的とする。① 腫瘍免疫と癌糖代謝に関して実臨床から得られたデータ(18F-FDG-PET/CT、切除検体/保存血清の解析)からその関連性を明らかにし、② 癌細胞株を用いたin vitro実験系や in vivoモデルを用いた実験によりその分子生物学的機序の解明や、治療介入の可能性を探索する。