研究課題
若手研究
早期におけるバイオマーカーの確立は肺がん撲滅を目指すうえで重要な課題といえる。本研究では、in vivoにおいてヒト肺腺癌組織を用いたmiRNA遺伝子プロファイリング解析により、 WNT10Aがどのようなパスウェイを介して肺腺癌と関与しているのかを解明し、in vitroにおいて検証する。さらに新規特異的遺伝子を選別することは、肺腺癌をはじめ多くのがんで苦しむ患者に対する従来型治療や免疫治療と併用可能な新規治療法の確立に貢献できる可能性がある。