研究課題
若手研究
小児患者での心拍出量測定による循環管理が臨床予後改善に寄与すると考え、非侵襲的に心拍出量を推定可能な技術(estimated continuous cardiac output measurement : esCCO)を活用した小児用の心拍出量測定機器の開発を試みる。先行研究にて小児におけるesCCO精度を経胸壁心エコー検査による測定値と比較して、現行のソフトウェアを小児用ソフトウェアに更新したのちに周術期における検証試験から小児領域での非侵襲的で連続的な心拍出量モニタリングの確立を目指す。さらに集中理療管理など適応拡大に挑戦する。