研究課題
若手研究
社会的孤立によるストレスがオキシトシン作動系に影響を及ぼすこと、また、オキシトシンに抗侵害受容作用があることやオキシトシンが痛みの認知や情動の処理に関わる領域の活動を調節していることが明らかになってきた。本研究は、孤独や社会的孤立が痛みに与える影響についてオキシトシンに着目し、慢性疼痛モデルラットを用いて、孤立環境が痛みに及ぼす影響を検討するとともに、オキシトシンを介した分子機序について解明し、慢性疼痛の予防や治療につなげようとするものである。