研究課題
若手研究
急性呼吸窮迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome: ARDS)は急性発症、両側肺浸潤影、低酸素血症、非心原性の4項目で定義され、基礎疾患に伴った炎症を契機とした血管透過性亢進型肺障害であるARDSは肺血管障害に起因する血管内皮機能障害・微小肺血管塞栓・肺血管(リモデリングの進行に伴い肺高血圧症(Pulmonary Hypertension: PH)を呈する。本研究ではハイプシン化と呼ばれるmRNAの翻訳後修飾が肺動脈のリモデリング、PHへと至るメカニズムに果たす役割を明らかにする。