研究課題
若手研究
本研究の目的は、重症熱中症に対する新たな治療戦略として、チアゾリン類恐怖臭(Thiazoline-related fear odors: tFOs)の1つである2MT(2-methyl-2-thiazoline)投与の有用性を評価することとした。動物において2MTは生体内では抗炎症作用を有することが明らかにされており、熱中症ラットモデルに2MTを投与し、血清サイトカイン値や各臓器における組織障害スコア、白血球浸潤、血管内皮細胞障害について評価を行う。