色素上皮由来因子を利用したくも膜下出血後早期脳損傷の新規診断法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19546
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 中塚 慶徳 三重大学, 医学部附属病院, 診療等従事者 (40813027)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: くも膜下出血 / 早期脳損傷 / マトリセルラー蛋白

研究開始時の研究の概要

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の予後は極めて不良である。特に発症直後に生じる早期脳損傷の制御が予後改善には重要と考えられている。早期脳損傷の病態には複数のものがあり、それぞれ別の治療が必要である。しかし、現状では早期脳損傷の個々の病態を診断する手段がないのが問題である。そこで、特殊な細胞外基質蛋白であるマトリセルラー蛋白がくも膜下出血後の脳損傷を制御するという新しい概念に着目し、マトリセルラー蛋白の１つである色素上皮由来因子を応用した新しい早期脳損傷病態の診断法を開発する。