研究課題
若手研究
てんかんは様々な要因により発病するが、その発作がいつどのような時に起こるのか、その発生機序は不明である。申請者は、僅かな血中アルブミンの海馬への侵入が、海馬を起始とする内側側頭葉てんかん発作の開始に関与する可能性を考え、本研究を立案した。血中アルブミンの海馬への移行機序、および海馬ニューロンに与える影響を明らかにするとともに、アルブミンの移行に影響を及ぼす外的刺激を検討することで、内側側頭葉てんかん発作の予防に繋げるための基盤構築を目指す。