研究課題
若手研究
抑うつや認知機能障害、強迫性障害といったParkinson病 (PD)の非運動症状は有病率が高く、多くのPD患者の生活の質を低下させるにも関わらず、対症療法しかない。そのため、新たな治療法の開発が望まれる。疾患モデル動物を用いた基礎研究は新たな治療法開発に向けた有力な手法であるが、PDの非運動症状の研究に適した動物モデルは存在せず、ごく限られた基礎研究しか行われていない。本研究では、申請者が新たに開発した、PDの非運動症状に類似した行動障害を来すPDモデルラットを用いて、PDの非運動症状に対して有効な新たなDBSの標的を探索する。