選択的老化細胞除去による脳動脈瘤破裂予防効果の検証

• 研究課題/領域番号: 24K19556
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 東京女子医科大学
• 研究代表者: 石黒 太一 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (90725384)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
• キーワード: 老化細胞 / 脳動脈瘤 / くも膜下出血

研究開始時の研究の概要

脳動脈瘤破裂は突然死や重篤な後遺症を招くため、破裂予防薬の開発が急務となっている。加齢は脳動脈瘤破裂の独立した危険因子であるが、加齢が脳動脈破裂を促進する機序はいまだ明らかになっていない。申請者は脳血管の老化細胞の蓄積が脳動脈瘤破裂を促進すると仮説を立てた。本研究ではマウス脳動脈瘤モデルを用いて、加齢による脳動脈瘤破裂促進と脳血管の老化細胞蓄積との因果関係を明らかにし、さらに選択的老化細胞除去による脳動脈瘤破裂を抑制効果を検証する。老化細胞の選択的除去には遺伝学的・薬理学的手法を用いる。この研究は、老化細胞除去をターゲットとした新たな脳動脈瘤破裂予防法の開発を目標とする。