脳動脈瘤破裂におけるマイクロRNA-33の役割と阻害薬による破裂抑制の可能性

• 研究課題/領域番号: 24K19559
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56010:脳神経外科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 池堂 太一 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (60871134)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 脳動脈瘤 / くも膜下出血 / メカニズム / 脂質 / マイクロRNA

研究開始時の研究の概要

脳動脈瘤は破裂すると、命に関わる重篤なくも膜下出血を引き起こします。しかし、そのメカニズムは残念ながら解明されていません。近年、脳動脈瘤破裂の新規メカニズムとして脂質との関連が着目されています。本研究で着目するマイクロRNA(miR)-33は脂質代謝に関係しており、脳動脈瘤破裂を抑制するターゲットとなる可能性があります。脳動脈瘤破裂のメカニズムが新たに明らかとなれば、将来的な薬剤治療開発に繋がると期待されます。