研究課題
若手研究
変形性関節症は、未だ疾患修飾薬が存在せず根本的な治療は手術療法しかない。間葉系幹細胞移植術が新たな低侵襲治療として注目され優れた疼痛改善効果を示しているが、軟骨変性抑制効果は長期的には認められていない。本研究では、疼痛改善作用に優れる間葉系幹細胞注入術と軟骨細胞死を抑制する新規薬剤Kyoto University Substance 121(KUS121)の関節内投与の併用療法により、変形性関節症の疼痛を改善し、かつ軟骨変性を長期的に抑制できるかを検証する。