研究課題
若手研究
我々は、四肢骨変形に対する患者適合型部材による変形矯正システムの研究開発に取り組み、実用化を果たした。一方、デバイスの設計・製造には多くの時間的・人的コストを要し、術中の位置確認のための放射線被曝も避けられない。そこで、医療分野への導入が進むAR技術に着目し、術中のナビゲーションデバイスとして応用すべく研究を立案した。本研究では、当教室で開発した生体内リアルタイム3D動態解析法及びナビゲーションプログラムを改変することにより、現実の対象物である骨にホログラムを正確に重ね合わせ、対象物の動きに追従させる技術の開発に挑む。