研究課題
若手研究
転倒は骨折や頭部外傷を引き起こし、特にがん患者では骨折等が生じると、原疾患の治療が遅れたり、骨折の手術加療が十分にできない場合がある。がん患者の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の維持のために、がん患者の転倒を防止することが喫緊の課題であるが、有効な転倒防止プログラムは未だ開発されていない。これらのプログラムの新規開発のために、これまでの疫学的調査のみでなく、本研究では、活動量計を用いて、入院中のがん患者における転倒の特徴を明らかにする。